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世界三大オケの一つ、オランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席チューバ奏者ペリー・ホーヘンダイク氏。オランダ人。
オランダ・アムステルダム音楽院でも教鞭をとっています。
このオーケストラのオーディションで、ファイナルに現パリ管弦楽団チューバ奏者のステファン・ラベリ氏も残っており、ソロはラベリ氏が優勢だったがオケスタでホーヘンダイク氏がポジションを勝ち取ったとの逸話があります。(伝聞のため真意は定かではありません)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管の金管アンサンブルのメンバーとしても精力的に活動しておりYouTubeにたくさん演奏が上がっていますのでそちらも要チェック!
https://www.youtube.com/@rcobrass/featured
彼は長いことF管、C管共にヒルスブルナーを使用していましたが、生産終了しアダムスがコピーを作成し始めてからはアダムスアーティストとなっています。動画内の彼のC管(ヒルスブルナーのヨークモデル)を見てみると、ロゴはヒルスのままですがかなり改造が施されていて、ほぼほぼアダムスのようになっています。
第一回で紹介したWDR響のHans Nickel氏の弟子で、その影響もあってヒルスブルナーを使用しているのだと思われます。
ドイツ・バイエルン放送交響楽団首席チューバ奏者のシュテファン・ティシュラー氏。ドイツ人。
教授としてドイツ・ニュルンベルク音大で教鞭をとっています。
このオケ以前はエッセンフィル、バイエルン国立歌劇場と有名オケを渡り歩いています。
この動画をご覧のとおり、今流行りに流行っているメルトン社の新作F管『トラディション』は彼のアイデアで開発された楽器です。
活動は基本オケマンに徹していてソロなどを聞く機会は少ないですが、オーケストラの演奏はたくさんYouTubeなどで聞くことができるのでぜひ!
ベルリン・ドイツ・オペラ首席チューバ奏者のヴィケンティオス・ジョナニディス氏。ギリシャ人。
ドイツ・ハノーファー音大で彼の師であるイェンス・ビョルン・ラーセン氏のアシスタントとして教えています。
彼はアイオロス国際コンクール(2010)、マルクノイキルヒェン国際コンクール(2012) などの名だたる国際コンクールで優勝しており、ソリストとしても活躍。
また編曲者としても、金管アンサンブルの楽譜を多数編曲・出版しており、最近だと『Bel Canto Studies』というエチュード本も出版しています。
各種SNSも精力的に活動していますのでぜひご覧ください。
YouTube https://www.youtube.com/@VikentiosGionanidis
Instagram https://www.instagram.com/vikentios.tuba/?hl=ja
Facebook https://www.facebook.com/vikentios.tuba/
Website https://vikentios-tuba.com/
ドイツ・ドレスデン州立歌劇場首席チューバ奏者のコンスタンティン・ハートヴィヒ氏。ドイツ人。
最近ではBBC PromsでBBC響とヴォーン・ウィリアムズのチューバ協奏曲を演奏して話題になった彼は、アイオロス国際コンクールなどでも優勝している若手実力派のプレイヤー。これから注目必須です!
『Trio 21meter60』というチューバトリオのメンバーとして、ベルリン放送響のファビアン・ネッカーマン氏、バイエルン国立歌劇場のステファン・シュミット氏と共にCDアルバムをリリースしています。
筆者とも歳が近く様々なオーディションで一緒になりました。とても背が高くておそらく2メートル超えてます。
最後はNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団首席チューバ奏者のマルクス・ヘッツェル氏。ドイツ人。
オーケストラの名称が以前は北ドイツ放送交響楽団でしたが、新しくできた本拠地・エルプフィルハーモニーの完成に伴って現在の名称に変わりました。
これまでにザールブリュッケン放送交響楽団、ドレスデン州立歌劇場のチューバ奏者を歴任しています。また、メルトン・チューバカルテットにも在籍していました。
2000年のマルクノイキルヒェン国際音楽コンクールで優勝しており、ソリストとしても素晴らしい成績を残しています。
彼の魅力はなんといってもオーケストラでのプレイ!むっちりとした太い音色はトゥッティでもよく聞こえ、オケ全体を響きでリードします。ぜひオケの演奏をご覧ください!