世界のチューバ奏者名鑑 第1回【演奏動画紹介】

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Stéphane Labeyrie

まずはパリ管弦楽団チューバ奏者のステファン・ラベリ氏。フランス人。

なんといっても彼の魅力は唯一無二の甘い音色と音楽性。この動画はオーケストラの楽器紹介動画なので短い演奏のみですが一音目からただただ素晴らしいです。

これを聞いて興味を持った方は彼のCDアルバム『Recital』やパリ管弦楽団を聞いてみてください!

彼やトロンボーンのヨルゲン・ファン・ライエン氏が参加している金管五重奏『Brass United』のCDアルバムも素晴らしいですのでぜひ。

Øystein Baadsvik

チューバ界唯一のフルタイムのソリスト、オイスティン・バーズヴィック氏。ノルウェー人。

チューバ演奏動画としては1番の再生数を誇る動画でなんと300万回再生!超絶技巧曲として有名なチャルダッシュを立奏でコミカルに演奏しています。ちなみに楽器はロータリーのE♭管です。

ソロ演奏で世界中を飛び回ってたため、今までどこでも教鞭をとっていなかったのですが、最近ノルウェー国立音大で教え始めたので習ってみたい方はぜひノルウェーへ!YouTubeチャンネルでも奏法についての動画が上がっておりますのでそちらもとても参考になります。

Hans Nickel

ケルンWDR交響楽団チューバ奏者のハンス・ニッケル氏。オランダ人。

ジョン・ウィリアムズのチューバ協奏曲を所属オーケストラをバックに演奏しています。
もうすぐ還暦とは思えないソリッドな演奏!楽器はF管、C管共にヒルスブルナーを使用していてオケ演奏でもその素晴らしい音色を聴くことができます。

デュッセルドルフの音大で教えていて先生としても有名でたくさんの優秀な生徒さんを輩出しています(ロイヤルコンセルトヘボウ管のペリー・ホーヘンダイク氏etc.)。僕もお会いしたことがありますがめっちゃ身体が大きい方です。

Florian Wielgosik

まだ20代の若手エース、モナコ🇲🇨のモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団チューバ奏者のフローリアン・ヴィルゴジック氏。フランス人。

19歳の若さで同オケに入団し、マルクノイキルヒェン(ドイツ)、ポルチア(イタリア)、済州(韓国)、トゥール(フランス)の全ての国際コンクールで優勝しているめちゃくちゃすごい今をときめくプレイヤーです。

他にも彼の名前で検索すると最近のコンクールの演奏動画など出てきますのでぜひご覧ください。

また、CDアルバム『HOME』も素晴らしいのでぜひ!

Roland Szentpali

最後に、ソリスト、オケマン、作曲家として多方面で活躍しているハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団チューバ奏者のローランド・セントパリ氏。ハンガリー人。

彼も過去に色々なコンクールを制覇している凄腕プレイヤーです。この動画では目にも止まらぬ超絶技巧と循環呼吸を披露しています。

彼の作曲した『チューバ協奏曲』や『パラレルズ』などもチューバ界では欠かせないレパートリーとなっています。

最近では古楽器演奏や、立奏用に変更できる2wayチューバ『Twoba』を開発したりなどしていますのでその活動から目が離せません!

第一回はこの5名を紹介しました。今後シリーズ化するとともに、オーケストラ演奏動画なども執筆していきたいと思いますのでぜひお楽しみに!

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